Miles in Berlin



Miles in Berlin
Miles in Berlin

商品カテゴリー:インディーズ,ジャズ,フュージョン,ミュージック,ポップス,JPOP
収録曲:Milestones, Autumn Leaves, So What, Stella By Starlight, Walkin’, Go-go (theme),
セールスランク:4860 位
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本作は、64年9月にベルリンのフィルハモーニック・ホールでライブ録音された。メンバーはマイルス(トランペット)のほか、ウエイン・ショーター(テナーサックス)、ハービー・ハンコック(ピアノ)、ロン・カーター(ベース)、トニー・ウィリアムス(ドラムス)である。
この時期のマイルスは割合積極的に演奏し、わき上がるアイディアをストレートに噴出させている。また、録音当時18歳だったトニー・ウィリアムスの、臨機応変で鮮やかなドラミングにも注目して聴きたい。周りの音のちょっとした雰囲気の変化にも反応し、あるときは手綱を緩め、また一転してムチを入れる。その判断の的確さは見事というほかない。ショーターは常に大きく構え、ハンコックは豊富な技の一部をチラっと見せるだけで音楽の流れる方向を変えてしまう。(松本泰樹)



「枯葉」・・・・・・・・

 「枯葉」は「in Europe」の方がいいという意見がありましたが、ぼくは「in Berlin」 の方が好きです。「in Europe」は、どうもテンポが速すぎ、古ーい感じ。ベースのソロも苦手。「in Berlin」の方は、テンポが遅く迫力十分。聴感が現代風で、音もいい。旋律はわかりにくいが、俗にあるシャンソンを超えた作品に仕上がっている。やはりショーターを迎えたことで、メンバー間の緊張感が高まったということか。たまには、名曲の聴き比べも悪くない。
ウェイン・ショーターの参加

1964年9月25日、ベルリン・ジャズ・フェスティバルの行われたベルリン・フィルハーモニック・ホールでライヴ録音。
何と言ってもこのアルバムを有名にしているのは、ウェイン・ショーターが初めて参加したアルバムであるということだろう。ウェイン・ショーターは1964年9月15日からマイルスのバンドに参加し、1970年2月17日にマイルスのバンドから離れている。彼の参加で所謂60年代のマイルス・クインテットは完成をみる。ウェインはこの時31才、ロン・カーターは27才、ハービー・ハンコックは24才、ドラムのトニー・ウイリアムスはなんと18才だった。
マイルスは常にメンバーに言い続けた。『常に新しい方法で表現しろ。』これをこなし続けられる面子しか彼のバンドには残れない。逆にそれが出来ると思われるヤツしか招集がかからない、とも言える。かくて最初の招集にもかかわらず集められた彼らは端々にそういうプレイを聴かせてくれる。
このアルバムでは特にハービー・ハンコックのピアノが素晴らしいと僕は思う。弾いているフレージングも切り方も小さな音であっても実に斬新だ。

怪物たちの誕生の瞬間を聴くようなアルバムである。
双璧。

傑作として名高い『フォア・アンド・モア』から、テナーがウェイン・ショーターに交代(前任はジョージ・コールマン)し、愈々「黄金のクインテット」が揃っての、記念すべき初ライヴ盤。
コールマンでも過不足なく、というか凄まじい出来を披露してくれたマイルス・グループでしたが、ショーター加入により、音が空間的というか、バンド・サウンドとしての構成や「間」みたいなものが感じられ、つまりよりグループとして完成度が上がった、という印象。
クールでタイトでスリリング。そして燃える。
サウンドの核になっているのは矢張りトニー・ウィリアムスの天才的ドラミングだと思いますが、今作ではハービー・ハンコック(p)が大活躍。より自由度を増したようなプレイが実に美しいッス。
『フォア・アンド・モア』にヤられたという人も、そうでなくても、無茶苦茶格好良いマイルス・デイヴィスを聴きたい、という人に是非。

マイスルの演奏は段々速くなっていく

イン・トーキョーではフリーキーなSam Riversに触発されて眠い目を擦りながらの、面目躍如之のイイトコ取り?のブローぶりだったマイスルス様な訳ですが。引き続きリリースされた本ライブやはり聴き所は、リバースを首にして呼んだウェイン・ショーターな訳です。リバースのブイブイ吹きまくりと異なり、ちょっと遠慮ぎみですかね。そんなショーター君をおもんばかってか、マイスル大将も少し引き気味のプレイ。漁夫の利を得たのが、トニーとハンコック君でしょう。この二人結構乗りまくっていますね。このクインテットこれからドンドン良くなって来る訳なんですけど・・・やはりプラグド・ニッケルあたりが彼らのライブのベストでしょうかねえ。フォー・アンド・モアにフリージャズのエキスをぶっかけたと言う感じかな。過去の名声を捨てて前進するマイルスが神々しい。ドンドン聞き込むとフォーアンドモアよりも面白い処もありますよ。エレクトリック・マイルスがお好きな方はかなり楽しめると思います。
緊張感漂う傑作ライブ

黄金のカルテットの幕開けとなるショーター初参加のライブ。マイルスのフリーブローイング時代は、サックスが転々としながら、良いアルバムを数多く出しているが、本作品の決め手は、まさしくショーター。モードやスタンダードの名曲で選曲されているため、他のライブアルバムとの演奏の違いが良くわかる。とにかく新鮮なのは、ショーターが、あまり饒舌に吹かないこと。意図的に頭を外したり、尻切れトンボとしたり・・・。これを後ろで煽る若きトニー・ウイリアムス。同じように捻ったアプローチを試みるハンコック。良い意味で緊張感にあふれたライブとなっています。
JAZZをインプヴィゼーションの面白さで捕らえるのであれば、60年代マイルスの最高傑作といっても過言ではない好きなアルバムです。



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